三時間以上のパーティーではタレントやマジシャンを有効活用する

三時間以上のパーティーではタレントやマジシャンを有効活用する
一般的にパーティー(参加者30~150名ぐらいの忘年会、新年会、クリスマスパーティー、記念パーティー、結婚式の二次会など)は二時間~二時間半で収まるように行われます。

これはホテルやレストランのパーティーのための予約可能時間が、そのくらいの時間枠で設定されているからです。他には、二時間半以上パーティーを行なっても、参加者は途中で飽きてしまうという理由もあります。

ただ、実際は二時間半以上のパーティーが行われることもあります。

私はプロのマジシャンです。年間を通してさまざまなパーティーに呼ばれてマジックを披露しています。

ほとんどのパーティーは二時間半で終わりますが、ときどき三時間以上のパーティーに呼ばれることがあります。

そこで感じたことは、「パーティーが三時間以上になると、楽しく飽きさせない内容にしなければ、参加者は辛い時間を過ごすことになる」ということです。

そもそも、人は興味が無いことに対してそれほど長く集中力は続きません。

たとえ、パーティーの時間が二時間でも、内容がつまらなければ、参加者にとっては長い時間に感じてしまいます。

三時間以上になるパーティーを開催する場合は、参加者に時間を感じさせないような、リズムの良い内容にする必要があります。

モノマネやお笑いタレントはパーティーの司会進行がうまい

パーティーを三時間以上する時点で、主催者側には何か目的があります。例えば、社員のやる気を鼓舞するためや、新製品の認知度を高めるため、クライアントを接待するためなどです。

ただ、三時間以上になるパーティーでは、飲食だけでは時間がもちません。そこで、余興やゲームを適度に挟み、参加者を飽きさせないようにする必要があります。

このようなパーティーでは、お笑いやものまねタレントに司会を依頼すると、うまくパーティーを盛り上げてくれます。お笑いやものまねタレントは、司会進行がうまい人が多いです。

普通のプロ司会者であれば、笑いもなく淡々と進んでしまう進行でも、お笑いやものまねタレントであれば、面白おかしく内容を膨らませて話してくれます。

時間が長く感じる原因は、その時間がつまらないからです。

例えば、塾の先生でもテキスト通りに淡々と授業を進める先生と、笑いを混ぜながら授業を進める先生では、圧倒的に後者の先生の授業の方が、時間が経つのが早く感じるはずです。

つまらないことを、笑いを混ぜて楽しく教えてくれるため、生徒もより深く内容を理解できます。

これと同じことが長時間に及ぶパーティーでも当てはまります。同じことを言うにしても、モノマネやお笑いタレントの方が笑いと勢いがあるので、参加者の興味を引き出し、持続させることができます。

マジックを入れて時間を感じさせないパーティーにする

前述したとおり、私はプロのマジシャンです。三時間以上になるパーティーでは、マジックが担う役割は特に大きいと考えます。

長時間のパーティーの成功の秘訣は、「参加者にいかに時間を感じさせず、あっという間に終わった」と思ってもらえるかです。

手前味噌になってしまいますが、クライアントや参加者に「マジックが楽しく、30分があっという間だった」と言っていただいております。

パーティーで参加者に、30~40分という時間を無かったかのように感じさせることにより、他のイベントやスピーチも、興味をもって見聞きしてもらえます。

マジックには目の前で見せるテーブルマジックから、大勢の観客に見せるステージマジック、イリュージョンマジックまで、さまざまなカテゴリーがあります。

参加人数や規模に応じて、臨機応変に対応できるのもマジックのメリットです。

三時間以上のパーティーを参加者に時間を感じさせず、楽しく過ごしてもらうためには、マジシャンを呼んだり、モノマネやお笑いタレントに司会を依頼したりすることも考えてみてください。