タレントが舞台に立つ時は綺麗な靴を履くように心がける

タレントが舞台に立つ時は綺麗な靴を履くように心がけるもし、あなたがタレント初心者で、これから舞台に立つ予定があるとしたら、まずは靴に気を使う必要があります。

服装に比べて、靴はあまり注目が集まらないと考えるかもしれません。

しかし、実際には足元に注目が集まります。会場によっては舞台が高い所にあります。大きめの劇場であれば、舞台には1メーターぐらい高さがあります。

客席からの位置にもよりますが、観客の目線の高さにちょうどタレントの足元が来ることになるので、靴が常に視界に入ることになります。

タレントの靴には注意が集まる

このとき、舞台用の綺麗な靴であれば、観客はタレントの靴に注目することはありません。ところが、かかとがすり減っていたり、手入れがされていない靴を履いていると、靴がやたらと目立ちます。

オシャレは足元からという言葉があります。

どんなに服装をオシャレに着飾ったとしても、靴が汚れていたり、すり減っていたりすると生活感が溢れでてしまい、観客はそれを敏感に感じ取ってしまいます。

私はプロのマジシャンとして活動しています。マジシャンになったばかりの頃は、ベテランのマジシャンから指導を受けながらマジックの腕を磨いていました。

そのとき言われたことが、「舞台専用の靴を用意し、常にピカピカに磨いた靴を履いてステージに立ちなさい」ということです。

舞台に立つということは、タレントはもちろん、タレントが身に着けているものも観客を楽しませるための重要なアイテムです。

衣服やアクセサリーに拘りすぎるあまり、うっかりすると靴への気遣いがおろそかになってしまうことがあります。

日常生活でも人によっては、相手の靴を見てその人の性格やステイタスを判断する人がいます。靴は人と近いところでコミュニケーションを取っているときは、あまり見られないアイテムです。

しかし、少し距離を置いたり、座ったりしたときは意外と視野に入り、急に気になるアイテムになります。

仕事ができる人は、靴を見られて自分が判断されることを知っているので、常に手入れが行き届いた靴を履いています。

このように、日常生活でも靴はけっこう見られている場合があります。これが舞台になると、より靴の存在が顕著に目立つようになるのです。

タレントは夢を売る仕事です。

観客が舞台を見て現実の世界に戻されないようにするためにも、舞台に立つときは綺麗な靴を履くよう心がけることが大切です。

タレントは舞台映えのする靴を意識して履く

靴はどんなに高級なものであっても、汚れていたりすり減っていたりしては、舞台でその高級感を観客に伝えることはできません。

舞台ではもちろん高級感も必要ですが、それ以上にパッと見て誰もが綺麗だと思う靴を履いている方が良いといえます。言い換えると舞台映えがする靴ということです。

舞台に立つタレントがエナメルの靴を好んで履くのはそのためです。

エナメルの靴は光沢感があり、とても舞台映えします。迷った場合は、とりあえずエナメルの靴を履いていれば様になります。

また、舞台の演目やタレントのキャラクターによっては、スニーカーなどカジュアルな靴の方が適していることもあります。

その場合は、きちんと舞台用に綺麗な靴を用意してショーに臨むことが大切です。

舞台用の靴は必ずしも高級である必要はありません。一般的に売られている靴で十分対応できます。

大切なことは、「靴にまできちんと意識が行き届いているか」です。

これからあなたがタレントとして舞台に立つ場合は、「靴は観客に見られている」ということを意識し、舞台映えがする靴を履くように心がけて下さい。