展示会:マジックを活用し来場者に製品や会社を知ってもらう方法

展示会:マジックを活用し来場者に製品や会社を知ってもらう方法企業が行なうイベントの一つに商品の展示会があります。一般的な展示会は、コンベンションホールやホテルの宴会場を貸し切りにして、新製品やこれから発売する予定の商品を展示します。

このような展示会では、たくさんの企業が一同に集まり、来場者もたくさん来ます。そのため、よほど知名度がある企業や、人気のある商品をラインナップしていない限り、来場者はあなたのブースを通りすぎてしまいます。

展示会でブースに来場者を集めるのは大変

そこで、企業は少しでも来場者に足を止めて興味を持ってもらうために、展示方法を工夫します。例えば、実際に手にとって体感してもらう方法はよく行われています。

しかし、あなたの会社や商品に興味がない来場者に、実際に商品を手に取って体感してもらうことは大変です。

商品がとても魅力的で、誰もが心を奪われるような体感ができるのであれば、人だかりが出来るかもしれませんが、そうでない場合は、人が集まらない寂しいブースとなってしまします。

他には、綺麗な女性がブースの前でパンフレットを配ったり、呼びこみをしたりしているケースです。ただ、この方法はどのブースでも行われていることなので、それほどキャッチーではありません。

とにかく、展示会で商品を効果的にアピールするためには、何としてでもたくさんの来場者にブースに立ち寄ってもらう必要があります。そうすることによりブースに活気が溢れ、より多くの来場者が自然にあなたの企業ブースに引き寄せられてくるからです。

展示会の来場者に会社や新製品のことを知ってもらう方法

そこで、展示会で来場者にたくさん集まってもらうためには、マジックがとても効果的です。私はプロマジシャンとして活動しています。結婚式やパーティーの他にも、展示会でパフォーマンスを依頼されることもよくあります。

マジックは多くの人が興味を持っている人気パフォーマンスです。来場者があなたの会社のブースに立ち寄り、マジックを見たとしたら、マジックを見たブース=あなたの会社のブースという記憶が残ります。

展示会ではたくさんのパンフレットをもらいます。あとで来場者がパンフレットを見返した時でも、「ブースでマジックをやっていた会社だ!」と思い出してくれやすくなります。

このようにマジックを見せることは、来場者の記憶にあなたの会社のイメージを強く残すことにつながります。

展示会で効果的にマジックを活用するには?

展示会でマジックを活用するには、時間を区切ってショーを見せると効果的です。例えば11時、13時、15時とショータイムを決め、予め告知をしておけば、多くの来場者が集まります。

この時、ただ単にマジックショーを行なうだけではいけません。マジックを見終わったらすぐに帰ってしまう人がいるからです。

大切なことは、来場者にあなたの会社や製品のことを知ってもらうことです。

そのため、ショーが終った後に、パンフレットを配ったり、新商品を体験してもらったりして、ブース内に来場者を誘導することが大切です。

これとは逆に、最初に新製品の説明や体験をしてもらった後に、マジックショーを見せる方法もよく行われます。

この場合、来場者は最初にあなたの会社や製品のことを知ることになります。

その為、マジックだけ見て帰られてしまうことはありません。お客様にブースに立ち寄ってくれた感謝の気持ちとして、マジックをプレゼントするニュアンスになります。

マジックは見せ方を工夫すれば、あなたの会社のことを効果的にアピールすることができます。例えば、ショーの中で新商品を絡ませたマジックをすることも、場合によっては可能です。

事前にしっかりと打ち合わせをすれば、面白い方法であなたの会社を印象付けるマジックが行える可能性があります。

一般的に「展示会でマジックをする」という発想は思いつかないかもしれません。ただ、多くの人が思いつかない方法なので、逆にあなたの会社のイメージを来場者に強く残すことが可能です。

展示会の集客方法で悩みがある場合は、マジックが活用できることを考慮に入れてもらえれば幸いです。