THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYーリミスリを見に行きました(^^♪
こんにちは。マジシャンの池田太郎です。
10月21日、遂に「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY」の一般公開がスタートしました!すでに公式サイトやプロモーション動画でも、かなり踏み込んだところまで内容が公開されているので、気になってい方も多いのではないでしょうか?
前回のブログで話した通り、私はこの映画に「イリュージョンマジックの技術指導者」として携わらせて頂きました。映画自体は4月ごろには完成しており、関係者のみに公開された完成披露試写会で、すでに見てはいましたが、今回は、いち観客として、実際に映画館で楽しんできました。
そこで、改めてTHE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYの魅力について、私目線でお伝えさせていただきます。
リミスリを2回見て気付いた時間軸の重要性
試写会のときは、「イリュージョンのシーンはきちんとできているだろうか?」「台本のあのシーンは、映像になるとどうなるのだろう?」等々・・・・・・と、気になることが頭をよぎりながら映画を見ていました。気持ち的に忙しいなか見たという感じでした。
しかし、今回は2回目ということもあり、ストーリーに集中して見ることができました。
この映画は桜井ユキさんが演じるオリアアキの、「現実」「回想」「妄想」にスポットを当てて、ストーリーが構成されています。これは、「現実」(現在) 「回想」(過去) 「妄想」(想像上のこと)と、全く時間軸が異なるシーンを、映画では同じ時間軸で表現することになります。
言い換えると、奥行きのある宇宙空間を、平坦な紙面上に表現するような感じでしょうか?
この時間軸の表現手法が、THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYの見どころの一つでもあります。
この映画のストーリー展開はとても速いです。そのため、試写会では「このシーンはいったいどの時間軸なのか」と理解する間もなく、次のシーンに移っていくこともありました。
しかし、今回は時間軸をしっかりと意識しながら、落ち着いてみることができたので、試写会よりも、より深くアキの気持ちを理解することができました。
ちなみに、これからリミスリを見る方は、ピエロが出てくるシーンや、アキの髪の毛の色などを注意しながらみると、時間軸が理解しやすくなると思いますよ。
オリアアキを理解することとは?
主人公アキの心の葛藤は、人間であれば誰しも、一度はそのような気持ちになったことがあるのではないのでしょうか?
もしくは、これからなるかもしれません。
自分はこうなりたい。他人からはこう思われたい。自分の実力はこんなもんじゃない。自分を理解してくれる人に恵まれたい。愛する人とずっと一緒にいたい。
誰でもこんな風に思ったことはあるのではないでしょうか?
でも、それが完全に満たされている人は、いったいどれだけいるのでしょうか?また、他人からは満たされているように見えていたとしても、自分自身では全然満たされていないかもしれません。
そんな、どのようにしても、何をしても満たされない、解決できない、自分自身の過去、若しくは現在の気持ちと、オリアアキの気持ちがクロスオーバーすれば、きっとこの映画を深く理解し、共感できるのだと思います。
リミスリの見どころ
私のような映画評論家でもない者が言うことではないのですが、THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYは、時間軸の表現手法もさることながら、映像の美しさや、音楽の使い方も本当に素晴らしいと思います。
見ていてゾクゾクしてきます。心が揺さぶられます。どんどんストーリーに引き込まれます。
若き映画監督、二宮健氏の世界観炸裂といった感じです!
また、高橋一生氏と桜井ユキさんの一糸まとわぬラブシーンも、見どころです。エロティックというよりは、「美しい」のです。
リミスリにほんの少しでも携わらせて頂いた者として、この映画を全力で応援したい気持ちで、ブログを執筆させていただきました。
まだTHE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYをご覧になっていない方は、是非、映画館に足を運んでみてください。
公式サイトはコチラ→http://sleepingbeauty-movie.com/
上映映画館はコチラ→http://shinjuku.musashino-k.jp/
リミスリの過去ブログ
THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYーリミット・オブ・スリービング ビューティー(眠れる美女の限界)の解禁情報①
THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTYーリミット・オブ・スリービング ビューティー(眠れる美女の限界)の解禁情報②
★出演:桜井 ユキ / 古畑 新之、佐々木一平、新川 將人 / 成田 凌、山谷 初男、満島真之介 / 高橋 一生
★原案・脚本・監督:二宮 健 製作:キングレコード 製作プロダクション:ステューディオスリー 配給:アーク・フィルムズ
p.s
映画館ではリミスリのパンフレットが売っています(^^♪ もちろん、私は買いました‼ 出演者の紹介や裏話も載っていて楽しいです。パンフレットをGETできるのは映画館ならでは。映画をみた記念に是非( ^ω^ )