仕事を取るとき他のタレントの陰口をいってはいけない理由

仕事を取るとき他のタレントの陰口をいってはいけない理由タレントを目指す人はたくさんいます。テレビや雑誌によくでているタレントを見ると、高級な衣服や車を持ち、セレブな生活をしているようにみえます。

「タレント=セレブ」というイメージを持っている人は多く、そのような人の中には、豪華な生活に憧れてタレントを目指す人もいます。

しかし、実際にそのような豪華な生活ができているタレントは、本当にごく僅かです。その他大勢のタレントは、パイの奪い合いのように仕事を取りあっています

そのため、すこしでも多く稼ぎたいため、他のタレントの陰口を言って仕事をとる人がいます。しかし、このような行為はすぐにやめるべきです。

陰口を言うのは自身の無さの表れ

タレントの世界は狭いです。悪い噂はすぐに広がります。

そのときはうまく仕事が取れたとしても、長い目で見れば他人の陰口を言う人に、多くの仕事が依頼されることはありません。

だいぶ前のことですが、新しくタレント事務所が立ち上がりました。タレント事務所なので、マジシャンやお笑い芸人などのタレントを集めなければなりません。

私にも声がかかり、マジシャンとしてその事務所に入りました。

しばらくしてからですが、あるマジシャンが事務所に入ってきました。そして、既に事務所に入っていたマジシャンの陰口を散々言って、仕事を全て自分で独占してしまったのです。

こういったやり取りは、陰口を言った本人と事務所の人との間で行われるため、陰口が漏れることはないように思います。

しかし、なぜか漏れるのです。そして、あっという間に他のタレントにも噂は広まってしまいます。

良い噂より悪い噂のほうが広まるのは、世間の常識です。

この場合は仕事の依頼が減った人が、事務所にその理由を問い合わせ、上記のような内部事情が発覚しました。

ちなみに、この事務所は結局つぶれました。陰口を言った人も、被害を受けたマジシャンからは良く思われなくなりました。

「仕事をたくさん依頼されたい」と思うのであれば、他のタレントの陰口を言わずに自分自身を売り込むべきです。

陰口を言って仕事を取るタレントは、自分に自信がないことの現れでもあります。もし、誰が見ても楽しいパフォーマンスができるのであれば、陰口を言わなくても仕事を依頼されます。

陰口を言って何とか仕事をとることができても、実際のパフォーマンスが口ほどにもなければ、次の仕事につなげることはできません。

陰口を言ってしまった噂だけが広がり、同業者からは決して良い印象を持たれることはありません。

タレントは仲間を大切にする

タレントは必ずしも事務所から仕事を依頼されるわけではありません。

特定の事務所に所属しないフリーのタレントの場合、タレント同士で仕事を依頼し合うことで、スケジュールを埋めていきます。

このとき、あなたの陰口を別のところで言うような人に、仕事をお願いしようとは思わないはずです。

タレントの仕事はタレントの数に対して少ないです。

そのため、仕事を取ろうとする想いが強すぎると、他のタレントの陰口を言いたくなってしまうこともあります。しかし、そこは何としてでも堪えなければいけません。

本当に大変な時に親身になって助けてくれるのは、同じタレント仲間であったりします。

仲間は思っている以上に大切です。そのような仲間の陰口を言っているという噂が広まれば、大変な時にだれも助けてくれません。

芸能界は山あり谷ありの世界です。長くタレントとして活動していくためには、同業のタレント仲間と良い関係でいることが大切です。

そのため、仕事を取るときは他のタレントの陰口を言うことなく、自分自身の魅力で勝負することが大切です。