屋形船で行なうパーティーの余興ではマジックがお勧め

屋形船で行なうパーティーの余興ではマジックがお勧め
パーティーやイベントを企画する場合、一般的にホテルやレストラン、イベント会場で行われることが多いです。料理がおいしく、サービスも行き届いているので、主催者もゲストも安心して利用できます。

しかし、多くのパーティーは似たような場所で行われ、同じような料理が提供されるので、ゲストの中には「代わり映えしない」と感じる人もいます。

そこで、もの珍しさで人気がある会場が屋形船です。

屋形船は一般的な会場と比べて数が圧倒的に少ないです。たくさんのパーティーに参加したことがある人でも、屋形船で行われるパーティーに参加した経験がある人は多くはいません。

そのため、ゲストの誰もが船に乗る前からテンションが高く、この日を心待ちにしてパーティーに参加します。

屋形船のパーティーがゲストに喜ばれる理由

屋形船からは、普段では見れないアングルから景色を楽しむことができます。見慣れた景色でも違ったアングルから眺めると、新たな発見があり楽しめます。

屋形船は背丈が低く小さいので、湾だけでなく河川に入り込めるのが特徴です。船で行われるパーティーは人気がありますが、小さな船でもそれなりの大きさがあるので、河川で運行することはできません。

屋形船はその小ささを活かして、河川の奥の方まで進むことができます。

東京ですと隅田川を上った場合、下町を川から望むことができます。いつも車であっという間に通りすぎている橋でも、川から橋を眺めると今まで気づかなかったデザインの素晴らしさに気づいたりします。

花火大会の日であれば、他の誰よりもよいポジションから花火を楽しむことができます。

風を肌で感じ、迫り来る街並みを川から眺めることができる屋形船でのパーティーは、ゲストにとても喜ばれます。

狭い場所でもできるマジックは屋形船の余興に最適

屋形船は前述のとおり小さい船です。船内で余興をするとしてもスペースが限られているので、やれることは限られます。せいぜいカラオケができるぐらいです。

しかし、このような極端に狭いスペースでも、マジックなら問題なく対応できます。

私はマジックを職業としているプロのマジシャンです。屋形船のような極めて演じることが難しい場所でも、マジックショーを行なっています。

マジックは大きな道具を使わないでも、たくさんの人に楽しんでもらえるパフォーマンスです。相手の目の前で見せるテーブルマジックでは、トランプやコイン、ロープ、コップといった小さい道具を使って演じます。

使うものが小さいので、「近くの人しか楽しめないのでは?」と思うかもしれませんが、そのようなことはありません。

見せ方を工夫し、適切なネタのチョイスをすれば、小さな道具を使ったマジックでもたくさんの人に不思議さを楽しんでもらうことができます。

また、ちょっとしたスペースがあれば、ステージで行なうような大きめのマジックでも演じることができます。ただし、この場合は天井の高さが必要になります。

屋形船によってはかなり天井が低い船があります。私は身長180センチですが、天井が私の身長よりも低い船に何度も乗ったことがあります。

この場合はまともに立つことができないので、テーブルマジックで対応させていただくことになります。

ちなみに、屋形船は狭いのでマジシャンの待機場所がない場合があります。そのときは、屋形船の屋根や操舵室の片隅で準備をして待機します。

マジックは、演目によってはこのような場所でも準備ができます。

屋形船のパーティーは、一般的なパーティーと比べて時間が長いです。どんなに景色を楽しめたとしても、途中で飽きてきます。

そのため、パーティーに余興を入れ、時間を感じさせないようにすることが、屋形船のパーティーを成功させる秘訣です。

ただ、一般的な会場と違い、対応できる余興が少ないです。マジックならスペースが限られる屋形船でも演じることができます。

もし、屋形船のパーティーの余興で悩まれている場合はマジックをぜひ検討してみてください。