タレント活動をしていると、多くの人から注目されることになり、何かしら聴衆から影響を受けることになります。
例えば、ショーがウケた場合は、気分も高まり、さらに活動の幅を広げていくための活力になります。
しかし、ショーがウケなかったり、聴衆からマイナスのイメージを持たれたりしてしまうと、気持ちが滅入ってしまうこともあります。
タレント活動をするからには、聴衆から注目されることは避けて通れません。聴衆はタレントに対して、良いイメージを持つ人もいれば、悪いイメージを持つ人もいます。
良いイメージしか持たれないタレントはいません。必ず一定数はマイナスイメージを持つ人がいます。
そのため、あなたがタレントを目指す場合、マイナスイメージを持つ人を気にしてはいけません。
聴衆は好き勝手なことを言う
マイナスイメージを持つ人を気にすると、タレント活動そのものが萎縮してしまいます。本来であれば個性を発揮して良い結果が出せたかもしれないのに、うまく結果を出すことができなくなります。
タレントに限らず多くの人は、対人関係に何かしら悩みを抱えています。
この悩みを肯定的に捉えるか、否定的に捉えるかで、その後のあなた自身の成長に影響を及ぼしてきます。
否定的に捉えると、自分には才能がないと思ってしまったり、うまく行かなかった原因を他人のせいにしてしまったりします。これが酷くなると鬱になり、取り返しがつかなくなります。
聴衆は好き勝手なことを言います。
言ったことに対して責任を持つこともなければ、相手がそれほど気にすることを言ったとも思っていません。
聴衆が持つマイナスイメージを全て気にしていたら、鬱がいくつあってもたりることはありません。もちろん、マイナスな発言から反省するべきことが見つかることもあるので、全て無視することはできないでしょう。
ただ、マイナスな発言を真に受けすぎると、精神衛生上よくないのは確かです。
タレントが対人関係で悩まされないためには、マイナス発言の中から自分自身の成長に活かせることだけを参考にして、残りは聞き流すことが大切です。
アンチな人を気にしてはいけない
私はマジシャンを職業としています。マジシャンになったばかりの頃は、トークもマジックも下手でした。そのため、お客様に色々と好き勝手なことを言われることもありました。
では、現在はどうかと言うと、もちろん、以前とは違います。初心者の頃より確実にお客様の心を掴むことができるので、マジックショーを楽しんでいただけます。
しかし、中にはショーの進行を妨げるような、悪意のあることをする人がいます。
ここで、そのようなアンチな人達を相手にしていると、ショーのリズムが乱れ、他の多くのお客様に悪影響を及ぼす可能性があります。
マジックショーの場合、前述のような人は必ず一定数はいると想定して、リズムを乱すような人は相手にしないことが重要です。
また、先輩のマジシャンの中には、悩みを抱えて自ら命を絶ってしまった人もいます。
マジシャンは人を欺くことで成立する職業です。お客様の中にはダマされまいと、タネを見破ろうとしたり、マジシャンに歯向かってくる人もいます。
そのマジシャンは、もしかしたらこのようなことに悩んでしまったのかもしれません。しかし、アンチな人の言動を気にしていてはいけません。
アンチな人は気にせず、ショーを楽しんでくれた人達の笑顔で頭の中をいっぱいにすれば、気持ちを明るく強く持つことができます。
マジシャンに限らず、モデルや声優、お笑いなど、タレント活動をしている人にとっては、アンチな人に対する悩みは何かしらあります。
競走が激しい世界なので、同業者からの嫌がらせを受けたりすることもあるかと思います。しかし、ここで気持ちがマイナスになり悩んではいけません。
あなたのことを応援してくれる人や、ショーを楽しんでくれるお客様のことを考え、常にプラス思考でいることがタレント活動を続けるためには重要です。